【Travel Log】2016. 12. ヨーロッパ 7
パリ2日目 ④
テュイルリー公園 (Le Jardin des Tuileries)
ルーブルから反対側に振り返ってみるとこんな門が目に入ります。これがカルーゼル凱旋門(L'arc de Triomphe du Carrousel)で、ここから約1km続くテュイルリー公園の入口になっています。
そもそも現在公園となっている場所にはテュイルリー宮殿という宮殿があり、この凱旋門はその一部でした。
ではなぜ今門以外は見る影もないのか? というと、1871年蜂起した民衆達に壊されてしまったから。
(この暴動の結果誕生した世界初の労働者政権がパリ・コミューンです。イメージは『レ・ミゼラブル』のマリウスたちのような人々)
と、いうわけでだだっ広い庭園と言ってしまえばそれまでなのですが、左右対称の均等の取れた設計とところどころに置かれた像など、一見の価値のある美しい庭であることは確かです。散歩するのにもいい感じヽ(^o^)丿
ちなみにモネの有名な作品『睡蓮』を見ることができるオルセー美術館(Le Musée d'Orsay)もこのすぐそばにありますよ。毎度のことながら私は入ってませんが……。゚( ゚^∀^゚)゚。
※正確には興味あるし入りたかったけどかなり並んでたので時間がなくてやめました。もちろんルーブルほどではありませんがそこそこ混むようなので行きたい方は時間帯にご注意を!
コンコルド広場 (La Place de la Concorde)
テュイルリー庭園を抜けた先にあるのがこのコンコルド広場。パリの観光スポットに囲まれた交通の要所ですが、広場自体はこの……
オベリスクと噴水がある程度で、めちゃくちゃ見どころがある! という感じではありませんでした。
でも、昔ここにギロチンが置かれていてルイ16世やマリー・アントワネットが処刑されたんやなあ……と考えるとちょっと感慨深かったり。
そしてこの広場を挟んでテュイルリー庭園の反対側に伸びているのがあのシャンゼリゼです!
シャンゼリゼ通り (L'avenue des Champs-Élysées)
言わずと知れたパリで最も美しいとされる通りです。このどんつきにあるのがこれまた有名な凱旋門!
訪れたのは12月だったこともあり、クリスマスマーケットが開催中でした。
フランスらしくクレープなどが売られていました。手作りのマフラーなど小物を売ってるお店もちらほら。まだ12月上旬だったということもあるのかもしれませんが、人は多すぎず歩きづらくもない、ちょうどいい感じでした。笑
クリスマスマーケットはかなりの長距離に広がっていますが、さすがに通りの最後まで続いているというわけではありません。ただ道の両脇のイルミネーションはずっと続きます。
せっかくいい感じに日が暮れてきたので、完全に暗くなるのを待ってみることにしました。というわけで凱旋門のちょっと手前にあるマクドナルドへ……
するとここでカルチャーショック!!!
まさかの機械で注文して受け取るスタイル!!!!!!!!
「日本では人と話して注文するのを避けたいコミュ障が増えてる」とか聞きますが、フランスでも同じ現象が起こっているのでしょうか。それとも数多い外国人観光客への対応を簡易化するためにこうしてるのか……
いずれにせよこちらのほうが慣れれば便利なのかもしれませんが、使い方のよく分からない私はエスプレッソ1杯受け取るだけでもどこに行けば良いのやら右往左往でした。
あ、あとさすがフランスと思ったのですが、ケーキとかパンとかが異常に美味しそうで「マクドでこのハイレベルかよ……!」とびっくりしました。写真撮り忘れたけど。
そして……
時間潰ししたかいがあっていい感じの夜のシャンゼリゼ!
凱旋門(L'arc de Triomphe)もこの通り!!!
エッフェル塔 (La Tour Eiffel)
凱旋門近くの地下鉄Charles de Gaulle Étoile駅からエッフェル塔に向かいます。最寄り駅はTrocadéro。
友達が案内してくれたおかげで、1時間に1回のライトアップも見ることが出来ました!
分かりにくいけど……
よく見てもらうときらきらしてるのが分かり……ませんか……!?
このライトアップは日没後、毎時00分から5分間行われているそうです。私が見たときは20秒ほどフライングしてスタートしたので、ムービーを撮るべく携帯を構えていた観光客の皆さんが騒然としてました。笑
そんなこんなで丸1日歩き回ったパリ観光は大満足で終了。翌日はお昼過ぎの飛行機に乗り2か国目のチェコへ向かいます☺!